同窓会より
◆概要
発足・・・昭和29年 3月
卒業生総数(平成30年3月現在)・・・13,038名
会員の相互親睦、情報交換、会報発行、学院に対する各種支援等を目的として
運営されています。
同窓会奨学金について
月額1万円、毎年10~12名を原則とします。返済の義務はありません。平成12年度からスタートしています。規定人数より少なかった場合は、年度途中でも状況に応じて奨学生として受け入れる場合もあります。
◆役員
〈本部役員〉
会 長 佐藤 容子 (25回生)
副 会 長 岡田 美和子 (13回生) 引地 則子 (22回生)
書 記 佐藤 陽子 (28回生) 渡辺 わかこ (33回生)
会 計 菅野 富士子 (26回生) 渡部 たか子 (42回生)
事 務 局 員 佐々木 憲子 (32回生)
会 計 監 査 白川 明美 (22回生) 木村 律子 (22回生)
〈支部役員〉
書記一名が変更となりました。
支 部 長 中尾いづみ (26回生)
副支部長 博多 裕美 (22回生) 山崎 紅 (27回生)
書 記 佐藤 宮子 (27回生) 渋谷 美香子 (27回生)
会 計 田村 まゆみ (23回生) 飯島 千夏 (25回生)
◆お知らせ
● 同窓会活動について
新型コロナウイルス感染が落ち着くまでは、同窓会活動を最小限にすることといたします。
会員の皆様のご理解をお願い申し上げます。
● 令和元年度 入会式(令和2年2月28日)
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入会式を中止いたしました。
各クラスの担任の先生を通じて、卒業生に記念品を贈りました。
● 令和2年度の桜華祭中止
新型コロナウイルスのため、令和2年度の桜華祭は中止となったため、同窓会でも活動はありませんでした。
● 創立者聖マルグリット・ブールジョワ生誕400年に当たって
2020年は桜の聖母学院の創立者、聖マルグリット・ブールジョワの生誕400周年に当たります。
マルグリットの生涯
マルグリットは1620年4月17日に、フランスのトロワで生まれました。信仰熱心で愛情豊かな環境で育ちましたが、20歳の時に、聖母マリアを通じて神様の促しを受け、神と人々のために自らを奉献する生き方を選択します。トロワでシスターたちの指導の下、貧しい人々や病気の人々、特に女性と子どもたちのために熱心に働き、マルグリットの同志となる人も大勢いました。1653年にシスターの弟で、カナダのヴィル・マリー(現在のモントリオール)建設の責任者だったド・メゾンヌーヴ氏に出会い、「ヴィル・マリーで教育活動に携わってくださいませんか」と誘いを受けます。マルグリットは祈り、聖母マリアの「お行きなさい。私はあなたを見捨てません」という言葉をいただき、旅立ちを決意しました。
カナダに渡ってからのマルグリットは、1658年にモントリオールで最初の学校を創立したほか、移民の家族の世話、移民や先住民の子どもの教育、女性のための職業訓練所、農場の経営、教会建設など、多岐にわたって活躍します。彼女の生き方に共鳴する女性が増え、火災や分裂の危機など数多くの困難を乗り越えて、コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会を創立しました。晩年、マルグリットはこう語りました。「私が今まで熱烈に望み続けてきたこと、そして今もなお切に望んでいることは、万事に越えて神を愛し、自分を愛するように隣人をも愛しなさいという大いなる掟が、すべての人の心に刻まれることです。」その後、修道会はカナダ全土、アメリカ合衆国、日本、グアテマラ、ホンデュラス、エルサルバドル、カメルーンに広がり、今も各地で「まことの自由への教育」をさまざまな形で展開しています。
マルグリットは、特に子ども・女性・家庭を大切にしました。いくつかのエピソードをご紹介します。
マルグリットの素顔 1
マルグリットが生きた時代にヨーロッパでペストが流行し、多くの人が命を落としました。マルグリットが最初の船旅をした時にも船内で蔓延し、まるで母親のように患者を手厚く看病したと言われています。二度目の航海で、ある家族が赤ん坊を除いて全員罹患した時には、家族の看病に加えて赤ん坊を引き受け、心をこめて世話をした話が残っています。
マルグリットの素顔 2
マルグリットは、ある母親が虐待の疑いで訴えられた時、彼女の力になりました。家族の話を丁寧に聴き、状況をよく観察した結果、真相がいたずら好きな子どもが引き起こした悲劇であることを理解し、司法当局に説明したのです。苦しむ母親に付き添い、励ます姿は多くの人の記憶に残りました。
マルグリットの素顔 3
マルグリットを慕う若い女性が入会を希望しました。未開の地カナダでの生活を心配する父親に、マルグリットはこう語ります。「私は働きましょう。そしてパンとポタージュを保証しましょう。」
マルグリットの素顔 4
若いシスターたちが派遣されていく時、マルグリットはこう励ましました。「いつも、キャベツやカボチャのように、小さく慎ましくあってください。」
マルグリットの素顔 5
フランスから移民の結婚相手として、「王の娘」と呼ばれる持参金を携えた孤児の女性が大勢ヴィル・マリーに到来しました。マルグリットは家族として彼女たちを受け入れ、手仕事や農家の切り盛りを教え、結婚相手を決める相談に乗りました。当時の結婚証明書の多くに、「マルグリット・ブールジョワ」のサインが残されています。
マルグリットは、1982年にカトリック教会で聖人と称せられるようになりました。今も、マルグリットは天国で私たちのために祈ってくださっているに違いありません。
(Sr.中本敦子寄稿)
● 東京支部より
東京支部へのお問い合わせは、
sakuratk1107@gmail.com
までお願い致します。
東京支部 中尾いづみ
ご注意ください!
最近同窓会の役員または事務職員を名乗り、同窓生のプライバシー情報を聞き出そうとする事例があります。学校や同窓会では個人宅に電話して近況等の調査をしたりすることはいたしておりませんので、キッパリとお断りください。
*同窓会事務局連絡先*
桜の聖母学院高等学校同窓会事務局
〒960-8055 福島市野田町7丁目11番1号
TEL:024-535-3141 FAX:024-535-0800
氏名住所等の変更は、事務局へ文書・ファックスで連絡してください。