センター試験を間近に控え、冬休み返上で課外に励んでいる高3生に、一般入試で合格した先輩からのメッセージをお届けします。
私が筑波大学の情報学群、知識情報・図書館学類を初めて知ったのは中３の時で、当時の芥川賞作家がこの学類の出身だと新聞で読み、興味を持ったのがきっかけです。元々本が好きな上にコンピュータも使いこなせるようになりたいと思っていた私は、その学類の教育内容に強く惹かれ、高１の最初の志望校調査以来ここを第一志望としました。
筑波大学の入試形態は自己推薦・公募推薦・一般入試の三つがありますが、私は自己推薦や公募推薦で特別にアピールできるものがなかったし、推薦の準備をする時間も勉強に使って確実に合格する方がよいと思い、一般入試に絞って勉強を進めることにしました。…中略…
高３になると、本格的に受験勉強に取り組み始めました。私は塾や予備校には通っていなかったので、学校の授業や課外での演習を中心に勉強を進めました。センター試験と個別試験の形式が違うので、両方の演習を並行して進めました。センター試験では必要な教科全てをまんべんなく基礎固めすることに重点を置き、覚えることを小さな紙にまとめて机の脇やドアに貼り付けました。…中略…
センター直前の特別課外では、先生方から最後のまとめとして受験の様々なテクニックを教えていただき、とても役に立ちました。…中略…
私は一般試験を受験するにあたって大切なのは、「基礎力」と「積み重ね」だと思います。どんな難しい問題も、一皮剥けばみんな基礎の集合であり、それを解く力を作るのは毎日の積み重ねだと分かりました。…中略…
自分自身の進路なのだから後悔することのないように、自分は何をしたいのか、自分はどのような力を発揮できるのか、よく考えて、自分の力を最大限に活かせる方法で、皆さんも希望の大学に合格してください。応援しています。
(全文は、１月に掲載いたします)