4月21日、土曜日、中高生全員参加による「Earth Dayイベント」が行われました。
”Earth Day”とは、1970年、ウィスコンシン州選出のG・ネルソン上院議員が、４月22日を”地球の日”であると宣言をし、誕生したものです。ネルソン氏は、学生運動・市民運動がさかんなこの時代に、アースデイを通して、環境のかかえる問題に対して人びとに関心をもってもらおうと考え、1970年の最初のアースデイは、延べ2000万人以上の人びと参加をし、アメリカ史上最大のユニークで多彩なイベントとなりました。それから、今現在もたくさんの人々が「地球のことを考える日」として世界中につながりの輪を広げています。
本校では、河合環境コンサルタント事務所所長の河合直樹様、日東紡の渡邊邦雄様を講師にお迎えし、「化学物質とどう向き合うか」をテーマに、大変興味深いお話しをいただきました。
【生徒たちの感想】

・化学は高校で学習する教科で、自分にはあまり関係のないものだと考えていましたが、今日の講演をお聞きし、普段の生活にも大変密接していることを学びました。今後は、化学物質が私たちにどのような影響を及ぼすのかをしっかりと勉強し、「化学」について少しでも知識を増やしたいと思いました。（中学生徒）

・化学物質というのは、無意識に危険だと判断していましたが、今日のお話をお聞きして、私たちの身の回りには多くの化学物質があり、私たちの日常生活を様々な場面で支えていることを初めて知りました。偏った知識だけで、危険だと判断するのではなく、化学物質の善し悪しをしっかりと理解し、きちんと向き合っていきたいと思いました。（高校生徒）
・日東紡さんの取り組みの中に、地域社会への配慮があって、とても良いことだと思いました。その日の排出量の報告等をきちんと地域住民へと伝えていて、それは当たり前のことだけど、その当たり前をしっかりと実行していることに感心させられました。みんなが安心して暮らせる町作りを大切に取り組んでいること、本当に素晴らしいなと思いました。（高校生徒）