東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故にともない拡散した放射線につきましては，いまだ深刻な問題として残されたままです。本校では，原発事故後に，校舎の洗浄をはじめグラウンドの表土除去，敷地内の土の部分やアスファルト部分の総入れ替えを実施し放射線量低減に努めてまいりました。一昨年度までは校舎敷地内の１０地点を定点観測し，その値をホームページ上で公開してまいりました。また，昨年度に設置されたモニタリングポスト（中学校の中庭に設置）の数値を，毎週水曜日にホームページ上で公開しました。

　その結果，平成２４年度の放射線量の平均値は０．１９８μ?となっています。この１年間，数値に大きな変動はなく，ほぼ一定の数値となっています。したがいまして，平成２５年度に関しましても計測は継続しますが，数値に大きな変動があった場合にのみホームページ上に公開することといたします。

　生徒の安全面を十分に考慮し，安心して学校生活が送れるよう環境整備を全力でおこなってまいりますので今後もご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。