桜の聖母学院

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NEWS

【東日本大震災ともしび会】 令和3年度収支報告について

東日本大震災ともしび会をご支援くださいました皆様へ

 

コロナ感染症の拡大傾向も一段落の兆しを見せ、小康状態が続いている中ではございますが、ロシアのウクライナ侵攻という世界的な事件の発生により、社会経済においては未曽有の混乱を招いている状況が続いておりますことにつきまして、不安を抱えた日々をお送りのこととご拝察申し上げます。そのような情勢下にありましても、本年3月16日に発生した震度6強の福島県沖地震を始めとした風水害等の各種天災が各地で発生しております。被災に遭われた皆様へ心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

 

さて、令和3年度の収支状況及び活動状況をご報告させていただきます。

別紙のとおり令和3年度中に皆様からお寄せいただきましたご寄付につきましては、延べ件数で71件、ご寄付の総額は、2,316,822円に上り、前年度からの繰越金等を含め18,108,719円の収入でした。支出につきましては、前年度と同様に短大生6名に対して月額8万円、総額で5,760,000円の生活支援を行い、事務経費等を含めて5,925,045円の支出となりました。これによりまして令和3年度末の残金12,183,674円は、繰越金として令和4年度の支援事業に引き継いでおりますことをご報告申し上げます。皆様方からお寄せいただきました温かいご支援に対しまして、心より感謝申し上げます。

 

ともしび会は、発足(2011年6月)して以来11年が経過いたしました。本会は、この11年の間に40名に対して支援を行い、38名が卒業し、上位学校への進学や幼稚園教諭、保育士、栄養士などの社会人として各界に送り出してまいりました。今年は、東日本大震災が発生して12年でありますが、東京電力の福島原子力発電所の廃炉作業は遅々として進まず、帰還困難による避難の継続、更には汚染水を保管しているタンクの許容量が限界を迎え、海洋投棄等の問題が生じており、新たな風評被害の発生等が再び懸念されている状況です。これらのことから、未だに支援を必要としている学生がいるという現実を踏まえ、もうしばらくの間は、本会の活動を継続して行く所存でおります。

 

なお、令和4年度は、6月1日現在で新入生2名を含む短大生4名に対して生活支援を継続させていただいております。

 

最後になりますが、昨年度の収支報告と共に本年度も支援をいただいた学生によるニュースレターを作成しましたので、ここに掲載させていただきます。

令和3年度 ともしび会収支決算書

2022ともしび会ニュースレター