桜の聖母学院

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NEWS

【ともしび会】支援対象者 4人に

昨年の大震災を経て、6月に発足した『ともしび会』は結成1年5カ月を迎えようとしております。その間、国内外の皆様から沢山のご支援をいただきましたこと心より感謝申し上げます。お陰様で10月現在、このともしび会の生活支援対象となった子どもたちは合計4名となりました。うち前年度からの継続が1人、新規は3人です。学校別では短大生3人、小学生1人です。月額8万円を毎月初めに給付します。

◇支援者の声
ともしび会の趣旨に賛同する声は日増しに高まりをみせました。「被災した子どもたちの将来のために教育の場を与えられることは大変うれしい」との声が寄せられています。

◇支援対象者から感謝の声
福島第一原発の事故に伴い、実家が避難区域に指定され、家族がバラバラとなってしまいました。保護者は震災によりリストラ、体調も崩してやむなく離職。私はアルバイトで家計を支える苦しい日々でした。そのような中、担当の先生からお話をいただいて、短大の学費減免措置とともしび会の生活支援金を受けることができ、お陰で学業を継続し、将来は4年制大学への編入を目指しています。震災後は短大をやめることも考えましたが、与えられたチャンスを生かし、勉学に励みますと英語科二年生のSさん。

震災当時、偶然外出していて津波の難からは逃れることができたものの実家は流され借り上げ住宅住まいとなった岩手県宮古出身のYさん。頑張り屋の彼女は岩手の母に負担をかけないようアルバイトで生活を支える毎日でしたが食物栄養科専攻でレポート提出なども多く学業にも制限ができ支障がでてきたため、ともしび会の援助をいただくことに。お陰で充実した学生生活を送れることとなり、今は資格取得目指し明るく通学していますと担当教員からの報告がありました。

小学生のAちゃんはとにかくがんばり屋で「自分にできることは何でもやろう」と一生懸命です。震災で自宅は半壊。前向きな学校生活を送る姿は大人が沢山のことを教えられますと担任の先生から。

◇支援金のご寄付は常時受け付けています。
ご寄付は、郵便局の郵便振替のご利用が簡便で、送金手数料も低額です。
口座記号番号  02230-4-126091
加入者名(送り先) 東日本大震災ともしび会寄付金口