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卒業生、地域の方々、各界の皆さまへご支援、ご協力のお願い

学校法人コングレガシオン・ド・ノートルダム理事長 西内 みなみ
学校法人コングレガシオン・ド・ノートルダム
理事長
西内 みなみ

卒業生、地域の方々、各界の皆さまへご支援、ご協力のお願い

桜の聖母学院の原点は、1620年フランスに生まれ、教育に生涯を捧げた聖マルグリット・ブールジョワにあります。カナダへ渡った聖マルグリットは、フランス移民や先住民族の子どもたちの教育に力を尽くし、1676年コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会を設立しました。国や人種の違いを超えて教育に携わることによって、聖母マリアの「良き知らせをもって旅する」ご訪問の精神に生涯ならいました。

聖マルグリットが蒔いた一粒の種が、日本に降り立ったのは1932年、5人のカナダ人シスターが海を越えて来日し、福島市で活動を始めます。1938年、雛菊幼稚園の開園が、桜の聖母学院の出発点となりました。戦時中、シスターは「敵国人」として活動を中断されましたが、戦後には修道院で預かる戦災孤児の教育から再開しました。

学院の名は、敗戦後、自信をなくしていた日本の人々の心に美しい灯をともそうと、「日本人としての誇りを持ったマリア」の意味を込め、「桜の聖母」と名づけられました。子ども達の成長を追うように、桜の聖母学院小学校・中学校・高等学校、桜の聖母短期大学が開設されていきました。また、生涯学習型短期大学として生涯学習センターを開設し地域社会への貢献を続けています。

1938年雛菊幼稚園の開園から始まる桜の聖母学院の歴史は、2028年に90周年を迎えます。福島の地で様々な試練を、皆さまに支えられて乗り越えてきた学び舎が、これからも地域の皆さまに必要とされ、小さくとも教育で輝き続けたいと、教職員一同、願っています。引き続きのご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2025(令和7)年4月

お問い合わせ
学校法人コングレガシオン・ド・ノートルダム 桜の聖母学院 法人事務局
〒960-8585 福島市花園町3-6 TEL.024-531-6805 90bokin