教育の特色
専科制
本校では、全学年で専科制を導入しており、ひとりの児童にたくさんの教員が関わります。
教科ごとに専門性を持った教員が授業を受け持つことにより、児童はより深く学べるとともに、様々な視点から児童の良さや課題を見出し、教員間で情報を共有して、その児童に合った指導を行っています。
ひとりの子どもに複数の教員が関わることで、子どものコミュニケーションの幅が広がります。また、様々な教員から褒められたり、時に指導を受けたり、教員に悩み事を打ち明けたりすることで、学校での自分の居場所を見つけていきます。
担任は、専科以外の担当授業に力を入れ、子どもたちの家庭学習や教室の学習環境の整備などの時間が確保できます。連絡帳に寄せられる保護者の質問や意見にも迅速に対応、情報交換も十分に行えます。
英語
1年生から週2時間
(1時間はALTと専科教員によるティームティーチング)
一生使える英語力の基礎と世界で通用するコミュニケーション力を。
英語運用能力の基礎である 4技能(聞く、話す、読む、書く)の定着を目指しながら、自分のことを伝える活動を通して、これから世界で必要とされる自己表現力を育みます。
聞く・読む
低学年は、絵本や歌を通してたくさんの英語に触れ、英語特有のリズムや世界観を楽しんでいます。
学年が上がるにつれて、まとまりのある英語での話を理解したり、テキストブックの文章を自分の力で読んだりできるように学習していきます。
話す・書く
友だちと質問し合って会話練習をしたり、学級全体の前でスピーチをしたりしながら英語で話す力をつけていきます。
また、高学年になると、学習した表現を使って文を書けるようになり、自分の伝えたいことを英語で表現できるようになることが子どもたちの自信につながっています。
音楽
子どもたちのひたむきな思いや、
純粋な心と笑顔を大切に。
友だちの音を聴いたり、息づかいや動きを感じたりして心の中を感じ合う、そして自分の音もしっかり聴く、「聴くことでコミュニケーションも育つ」ということを大切にしています。
平成23年より、全学年のカリキュラムに日本の音楽ということで、和太鼓(創作太鼓)を取り入れています。和太鼓は、リズムを合わせる、振動を感じる、体を動かしながら表現する、友と呼吸を合わせる、互いを認め合う、何より誰でも叩けるというとても魅力的な活動です。
保健体育
よりよい動きを目指す体育指導。
本校では「自分の身体を思い通りに動かせる身体作り」を目指して、コーディネーショントレーニングに重きを置いて授業を展開しています。
友だちとの関わりの中で、思いを伝え合ったり一緒に考えたりしながら、様々な運動を通して心の成長も育みます。
また、ボールなどの運動用具の数を備え、無駄なく運動量の確保に努めています。
図工
その子らしい豊かな発想と、
思いを表現するための正しい技能を。
6年間を通した系統性のある独自のカリキュラムで様々な分野の経験を着実に積み重ね、表現のステップアップをしていきます。
児童の発想や自由な表現を大切にするとともに、イメージしたことを表現するために必要な正しい用具の使い方や表現方法などをしっかりと教えます。
また、図工室は、児童が自分の思いに合わせて材料や用具を選択して扱えるように整備しています。
豊富な授業時間数
文科省が提示する標準の学習プランより、1年生では年間165時間多いため、余裕をもってステップアップできます。
※聖母小では1単位時間40分です。
各種検定・コンクール受賞実績(一部)
令和5年度各種コンクール入賞者
語
- ●令和5年度 福島地区児童作文コンクール
特選1名、準特選2名 - ●第34回 伊藤園お~いお茶新俳句大賞(令和4年度分)
佳作1名 - ●第56回 お母さんありがとう作文コンクール
特選1名、入選1名 - ●第10回 こども作文コンクール「ありがとう」
感謝の心を、未来へつなぐ 読売新聞社賞1名 - ●第14回 みんゆう新聞感想文コンクール
小学生5・6 年の部 優秀賞1名 - ●「住みよい地域」全国小学生作文コンクール2023
高学年の部 努力賞1名 - ●第55回 福島県児童作文コンクール 佳作1名
- ●第20回 夏のチャレンジ
全国小学生『未来』をつくる作文コンクール
作文部門 優秀賞1名 - ●第11回 「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」
小学生部門 佳作1名 - ●第68回 福島県書ぞめ展
書きぞめ準大賞1名、書きぞめ奨励賞1名
土曜登校
多彩なプログラムで柔軟な学びを
第1、第3土曜日を登校日とし、各教科の授業、学校行事や情報教育を行っています。
ICTを活用した授業
整備されたネットワーク環境の中で、電子黒板、タブレット端末等のICT機器を活用した授業を実施しています。
朝の活動
- 読書、プリント学習(月・火・木・金曜日)
- English(水曜日)
- ことばの時間(土曜日)
朝礼前の15分間、読書や英語の学習、論語や百人一首などの古典文に親しむ「ことばの時間」に取り組んでいます。
学びの時間
学びを定着させるサポート体制
4年生以上は金曜日の放課後に、基礎・基本の定着を図るため、教科の復習をする「学びの時間」を設けています。
国語や算数を中心に、本校独自のプリントやタブレットを使ったデジタルドリルに取り組み、児童の習熟度に合わせた学習に取り組んでいます。